このレビューはネタバレを含みます▼
学生時代の恋愛をリアルに思い出しました。周りから見ると平凡な恋かもだけど、心の中がめちゃくちゃ掻き乱される、みたいな。
ノブルと大地は仲良しで気の合う友達。1巻は、ノブルが大地を意識しまくってちょっとイジワルになってしまう。大地が自分の知らない女の子と親しくなっているのを見てヤキモキ。でもやっぱり好きだから世話を焼いてしまったりして……。何気ない日常のなかで繰り広げられる恋の駆け引き(本人たちは駆け引きしてるつもりはないけど)に胸がキューッとなりました。
2巻、お付き合い編。といっても4年後なので、けっこうベテランの域。かと思いきや、大地がゲイに見られることを恐れたり、ノブルの同僚(女)に妬いたり不安になったり。これもまた等身大の悩みで若い頃を思い出したな…。ただ解決したあとの大地の開き直り?をみて「そうなれるなら今までなんであんなに悩んでたん?」とは思ってしまったけど……笑。
全体を通してノブルのブレない愛に感心しました。ノブル、推せる!