恋した人は、妹の代わりに死んでくれと言った。
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恋した人は、妹の代わりに死んでくれと言った。

永野水貴/とよた瑣織

イレーネとロイド幸せになって

ネタバレ
2024年9月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ イレーネとロイドは尊くて切ないですが、ブライトとロザリーはまあムカつきます。他人の命を勝手に天秤にかけるなとブライトに説教してやりたいです。悪いのは番人制度だとわかっていますが。
イレーネの冤罪を晴らすこともなく、死地に追いやってすぐにロザリーと結婚して子供を作ってるのが本当に最低だと思いました。たまに罪悪感を思い出すだけで、イレーネの為に何も行動しない。3人の子宝に恵まれて、その子供達にもイレーネの悪評は訂正しない。イレーネは悪女じゃないと言い続けてるベンジャミンを見習ってほしいものです。
ロザリーも番人に選ばれて可哀想だしショックを受けるのは仕方ないとは思いますが、大事なことを忘れて姉の冤罪を晴らす為に過去を思い出すこともせず、ただただ守られて幸せを享受し続けてる姿を見るのは胸が痛いです。この2人には、人の命を犠牲にして幸せを築いたとしても真の幸福は得られないと思い知ってほしいです。
イレーネとロイドは障害が多すぎて苦難続きですが、絶対幸せになってほしい!!
4巻のお互いが相手を想い戦うシーンが胸熱でした。
イレーネとロイドの距離がどんどん近くなるのがいいです。
一途にイレーネを追いかけ続けるロイドがとてもカッコいいと思います。今後ロイドが真実を知ったらどう行動するのかすごい気になります。イレーネは本当に懐が深く思いやりのある優しい人なので、今度こそ幸せを掴み取ってほしい。
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