世界でいちばん遠い恋
」のレビュー

世界でいちばん遠い恋

麻生ミツ晃

何年でも待ちたい神作品。

ネタバレ
2024年9月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 3巻でやっと二人の思いが一つになるという、超ゆっったりな展開。なのに全然焦れったくないのです。二人の心情を本当に丁寧にじっくり表現するコマが多いので、むしろそのゆっくりを楽しむというか。(『たったこれだけのストーリーをこんなに何巻も使うなよ!』という作品はいくつも知っていますが笑)特に砂浜のシーン。五十鈴が十嘉の足跡に自分のを重ね、十嘉の影が近寄って来る…。なんてロマンチック!そのシーンの間、ずっと波の音が聴こえていたぐらい。次巻が出るまで良い子にして待っております。久々に☆5では足りない作品です。
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