身代わりの花嫁は、不器用な辺境伯に溺愛される
」のレビュー

身代わりの花嫁は、不器用な辺境伯に溺愛される

一ノ瀬かおる/椎名さえら/一花夜

よくある中世ヨーロッパ風

ネタバレ
2024年10月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ よくある蔑まれた女の子が結婚(婚約)を機に幸せになっていく話。

父親と姉が性格が悪く、精神的に追い詰められる。
姉の身代わりに嫁ぐ(婚約)が、実は身代わりではなく、最初から自分が望まれての縁談だった。

というのが大筋のストーリー。
最近の似たような漫画の中では、まあまあ読めるほうだが、薬草や農業の知識などがあまりに付け焼き刃で、ふわっとしていて中々入ってこないのが残念。

こういった漫画は多いが、主人公の追い詰められ方がしょぼいし、そもそも主人公が少し性格悪くてあまり好きになれない。姉や父の性格、行動によって主人公の性格がだいぶ歪んでいるのに、そこにはあまり踏み込まず、良いところを見せようとするから主人公の性格もブレている。

人喰い辺境伯がなぜ人喰いなのかは後で語ってほしい。語られなかったらえ?ってなる。絶対。
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