恋した人は、妹の代わりに死んでくれと言った。
」のレビュー

恋した人は、妹の代わりに死んでくれと言った。

永野水貴/とよた瑣織

蛇足を本筋に絡めないで。

ネタバレ
2024年10月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 発売日をワクワク待ち、発売開始と同時にすぐ購入して読んだ6巻。なんでこんな突飛な展開に…服のモデル??なんで?????ここに書いてても意味がわからないのですが、ヒロインが服のモデルをやってほしいと頼まれて、悩んだ結果引き受けるんです。…なんで????????なんの話なのこれ???本筋がまっっっったく進まないのに唐突にヒロインがモデル業始めるの、なんでなんですか???????しかもそれに関する描写が長い…ごめんなさい、ほとんど読み飛ばしました。目がすべる。あと、これは危惧していた展開ですが、そもそもの「未開の地」の謎の根幹を真面目に描き始めちゃうのかなあ。外国が出てきて世界観がドバーッと広げられてしまい、読んでるこっちが途方に暮れる。この風呂敷をこれからまた文字数費やして広げきって、その後畳み始めるって、畳み終わるまであと何巻必要なんだろう。
ウィステリアとロイドの関係、どうなっちゃうの?!という部分が核心だと思って皮を剥いてたら、中から全く別の種類の果物が丸ごと出てきたような気分です。またゼロから剥き始める気力も無いし、そもそも新しい果物が全く美味しそうではないため、完結した後に山場の巻から読めばそれでいいかなあという気になってしまった6巻でした。
まあ完結まで後何年かかるかわからないので、その頃まだ読む気が残ってるか分かりませんが…。
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