いろはむらさき
」のレビュー

いろはむらさき

芽玖いろは

3巻では勿体ない!

ネタバレ
2024年11月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ これは全5巻くらいで読みたかった作品です。蔦屋&歌麿コンビをもっと見たかった。
伏線の回収も見事で、一度読んだ時には気づかなかった細かい部分も、改めて見直すときちんと繋がっています。
紫色を愛する歌麿の物語として成立する名作。
3巻はちょっと駆け足だったけれど、流行の移り変わりを作り上げた二人の人生を表す最終話は凄みがあり、力強さを感じました。
当時の江戸にも興味が広がる作品です。
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!