ホーム・スイート・ホーム
」のレビュー

ホーム・スイート・ホーム

akabeko

美優さんの先見の明と叔父と甥っ子のその先

ネタバレ
2024年11月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ akabeko先生の最新刊!試し読みからどうなるんだろう!?と気になって購入しちゃいました。クーポンも忘れて(笑)でもいいんです!好きだから!!

アウトローで薄暗く不穏な空気をまといつつ目が離せなくなるakabeko先生ワールド!

刑期を終えた怜慈が出所し、実家へ戻ると自分を支えてくれていた姉の代わりに何故か甥っ子が!?この不思議なご対面と、ちぐはぐな同居生活からそれぞれの性格が少しずつ見えてくるんですが、普通って何?っていう生きずらさみたいなものを抱えていて、、お互いの弱い部分をさらけだした事で、険悪だった空気が少しずつ好転!
全体的に薄暗さはありつつも、読めば読むほどBL比率も増していきます!心を開いた光を可愛いと思ってる怜慈も光から見たら十分可愛い訳で、最後にこの可愛さが大いに弾けます!
歩みよる優柔不断な叔父と塩な甥っ子、、見捨てずやさしかった姉・もしくは自分を受け入れてくれた母、1人の女性を軸に引き合わされた2人。いなくなって改めて姉の思いを知ったあの涙には心を揺さぶられました‥

また、チョロい性格から犯罪の片棒を担がされ真っ当に生きたい怜慈に対し、言葉巧みに再び近づく東條の囲い込みもこの先の展開に大きく関わってきて、油断はできません!彼も相当闇が深そう、、ちょっと気になるキャラなんで、深堀りしてほしい。

書き下ろしで一旦甘々ブレイクがやってきます!!まだ早い!お預けかと思っていたので、まさかこのタイミングで補給させてもらえるとはっ!後ろからがっちりホールド!!なんなら私の心もしっかと掴まされました!!しかも、ずっ~とおじさん呼びだったのに、ここまでとっていたか!名前呼び~!
光くんは君は童貞?あのオモチャや舌テクから、ただ者ではない感がムンムン!!と思ったら、あの時のアイスの形といい絶対わざと棒つきにしたでしょ!?と睨んでおります(笑)
ぜひとも爪を切って再戦求む!!修正は文句なしの白短冊です!

毎回楽しみにしているあとがきは無くて残念でしたが、電子書き下ろしで出てきた美優さんの姿にakabeko先生のメッセージを見たきがしました!!2巻以降に期待してます!!勿論続きますよね
っ!?
いいねしたユーザ5人
レビューをシェアしよう!