としのさ夫夫
」のレビュー

としのさ夫夫

たつもとみお

年下攻めの切なさ!!!

ネタバレ
2024年11月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 他のレビューサイトなんですけど、潤也くんが言葉にして伝えてあげればいいのに意地悪してる。というレビューを読み、それは違うぞ!と、そのサイトではもう期限切れで書けないのでこちらに追加したくレビューいたします。精一杯、言葉にしてるんですよ!しかし、啓司の不安な気持ちの前に刺激をしないように言葉を選んでタイミングを計っているんですわね、、何故なら嫌われたくないから。愛してるからとも言えるんだけど、そこは14歳も年上の彼を前に、どうしたらいいのか正直見守っていくしかないという。まぁ歳関係なく、相手のトラウマを簡単にどうこうできるものではなくて、愛してるからこそ大切にしたいから、とにかく側にいて彼を支えながら待っているんだろうと。みお先生の描く年下攻めは皆、スパダリで賢いので潤也くんもまた、聡くて無理に自分の気持ちを主張して諭そうとはしないんですよね。同棲してても、意外と言葉にできないで空気を読み合う事の方がリアルに多いと思うんですけど、みお先生はそういった状況を掘り下げて、それをキャラ達の気持ちに落とし込んで語られるので、じんわりと深い話を味わって欲しいと思います。このリアルとフィクションが上手く混じり合って、今回はまた、分からせエチという素敵なシチュがめちゃくちゃ素敵なお話だったと思います。
そしてラストは、堰を切ったように溢れた感情が、相手を揺さぶるクライマックス!最高でしたよー!終わりを意識しないで存分にまた読みたい…オススメです!!
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