このレビューはネタバレを含みます▼
全員が不器用と言うか想いを口に出していれば起きていない悲劇から物語が始まります。
個人的には侍女のミーナが元凶だと思ってる。
旦那様と姫様が誤解したまま望まぬ形で子を授かったのもすれ違ったまま死に別れになったのも元を正せば姫様に想いを寄せる従兄弟に告げ口して邸に呼び寄せたりしなければレイ○みたいな事もなかっただろうし、襲われた際は自決するのが美徳みたいな話をしていなければ死なずにリデルのまま居られただろうに。
主を想うあまりかもしれないが余計なことをーって一番許せないキャラかも。
旦那様は病弱な妻の身体を気遣い夜伽も我慢し、身体の負担になることはしなくて良いという気遣いだったのに言葉少ないせいで周りの戯れ言も相まって誤解するし、させちゃうし、すれ違ったまま死なせちゃう羽目に。
リデルでいる時にきちんと想いを言葉にして伝えてくれていたら…と、リデルが不憫すぎて現世で通じあえてもモヤっとが残る。
絵は滅茶苦茶キレイで構成も読みやすいです。
結構巻数あるけどオススメ