このレビューはネタバレを含みます▼
『能動的不道徳』なかなかすごい言葉です。倫理も道徳もこの美しさと本能を前に抗えるわけがない。どっか壊れてるから美しいものはより美しくなってしまう。一番ぶっ壊れてたの先生でしたね。ほんときれいでヤバい人。大好き。
あと翠の舌ピにぞっくぞくしました。もともと舌ピフェチだけど教育実習ではずしてるのみて舌ピってはずしたあともエロいのね、って初めて気づきました。収穫です。
先生の元彼が出てきて双子はこれからどうなるのか?小学生の頃からずっと見てきた馨への執着の着地点はどこなんだろう??
基本不穏でいん靡な雰囲気の中進んでいくので先が全く読めないけど、メリバ的結末になるのかな?3人とも幸せになってって思うけどそもそも3人の幸せの形ってなに?っていう所からして若干謎なので、あまり先読みせずに作品にゆらゆら流されたいな~って思います。このちょっとダークで耽美な世界観は唯一無二なのでどっぷりはまってしまいました。
※3巻追記・・ストーリーにぐっと深みが増してきた!酉市は馨に「はまりすぎて怖かった」から逃げたけど、先生と双子はどれだけ好きになっても一緒に堕ちていけるほど溺れられたんだよね。それはもう愛の深さのレベルが違うから。ここまでくるともはや共依存だし魂の共鳴。帯のタイトルは誰が考えてるの?宇佐美か?古典の先生だもんね・・日本語の響きのきれいさに毎回感動します。そして4巻あるよ!のお知らせ。もう大大大歓喜!!!待ってます。そして先生、いつか本気で画集を出してください!今から予約します。