Happy Birthday ちとせくん【電子限定描き下ろし付き】
上野ポテト
このレビューはネタバレを含みます▼
全体的に淡々としている印象で、私も淡々と読んでました。
でもクライマックス、2人が再会したシーンで思いがけず涙がじわーっと溢れてきました。
現在の千歳の、高校生の頃の明るい印象とは違った 人付き合いも斜に構えた感じとか、淡々とした雰囲気は 千歳の孤独を表現してたんだって分かった。
家族とのメッセージのやり取りや、これまでの誕生日の描写の変化、全てがこの再会の瞬間までの千歳の心情を見事に表してたんだって、急に理解してぶわぁっ!!てきた。
それにしても、離れてから何年も経ってるし
マンガだから ずっと好きだったよねーって最初から期待して読んでるけど
現実で言ったら完全に自然消滅だよね これって。
千歳は孤独で昔の思い出を引きずってても違和感ないけど、高鷹はどうだったんだろう。普通に都会で大学生活送ってたら 他にも目がいったりしなかったのかな。
などと邪推してしまいますが、
私にしては珍しい、坊主頭の高校球児の青春をたっぷり見たあとなので
甘酸っぱいなぁ!つってスルー致します 笑。
かつて千歳くんが歌いそびれた歌を高鷹くんが歌ってくれて、エモかった。
本編えち無し、描き下ろしでアッサリ目にあります。
いいね