このレビューはネタバレを含みます▼
朝田先生の作品は個性的な絵とクセのある作風、自分の好みのど真ん中ではないけど気になって読んでしまう作者さんです。
今作はゲイ風俗店「サーカス」を舞台にしたお話。
クセの強いキャスト達の中で唯一常識的に見えたシロが一番病んでて一番囚われてる。救いの手を差し伸べられても逃れることができなかった呪縛から、物理的に行為ができなくなったことでやっと離れることができたと言うのも皮肉で切ない。でもバッドエンドじゃない、彼らなりの幸せを見つけられた彼らなりのハピエンだと思いました。
星4.5