このレビューはネタバレを含みます▼
作者さん買いで積ん読から。イケメンコミュ強男子の久澄×不思議系コミュ障の碧のお話で、表題作のみ全5話+描き下ろしで合計189ページ。コミュ障男子の碧が、一生オカズに使える「最高のセッ/クス」を求めてヤリ/チンと噂の久澄に相手を申し込むことから始まるラブコメ。久澄は純粋にセッ/クスはコミュニケーションの延長と思っているので、ヤリ/チンとはちょっと違うのかな。相手を気持ち良くさせるのが好きで、碧くんを可愛がってあげよ~なんてちょっと上から目線で挑んだらプライドをガツンと打ち砕かれて火が着いてしまうという。奉仕の手段にセッを選んだのはアレですが、碧が揚げたてポテト好きそう、駄菓子好きそうとか、ちゃんと相手を見ていて、相手が喜ぶことをしたくて至れり尽くせりなのはすごい良かったです。相手に依存されたくなくて奉仕しつつも常に一線ひいていた久澄に、嫉妬や独占欲が少しずつ芽生えて、「最高のセッ」に必要だったのは「好き」だったという。ストーリーの骨子はシンプルなんですが、分かりやすくて共感もしやすいのが良かったと思います。あと、他の皆さんもレビューされてますが、黒木先生のタレ目男子に勝るものはない!タレ目男子が癖というわけではないのに、先生のタレ目男子見るたびにコレだ!ってなりますw。碧くんの方が実は年上だったというのもすごい良かったです。