このレビューはネタバレを含みます▼
さみれた空気にどこか色気が醸されて、主人公二人の抱えている弱さが際立つ。行間を読んで余韻に浸る…そんな感じで斬新でした。二人とも素晴らしい。特にリブ、素直で健気な子で可愛い。枕の真ん中を譲ったり、好きだからスキンシップ取ったり、ずっとそうしてると思うと可愛い。ただ純粋に相手に喜んでもらいたい気持ちも凄く健気。酷く傷ついてもまた心から信じちゃって、憐れみを感じさせない生き方は心配になるが、そんな純粋な存在に頼られると優越感が湧いてしまう。という懸念もロースが対等…に?寄り添える存在になったようでハピエン万歳。ロースなりの独占欲というか歩み寄りかわちい。1巻完結だけど想いあうシーンが長めでグッとくる。でも内容が良すぎてロース神父、タン導師って肉の部位の名前なの後から気づいて超笑った。序盤に変わった名前だなと思ったけど爽やかなミンチさんとこで気づいてツボったww肉欲…?