世界でいちばん遠い恋
」のレビュー

世界でいちばん遠い恋

麻生ミツ晃

文句のつけようがない

2024年12月8日
難聴とかいう題材は正直、う〜ん?なんだけど、読んでて嫌味がなくて、美しすぎて目が爆発しました。作家の人間性に裏打ちされているんだろうな。一コマ一コマが丁寧で丁寧で唸るほどのクオリティ。まるで自分もそこにいるよう気分になれる。五十鈴が十嘉に気持ちが傾いていく過程の描き方がかみがかっていた(ネタバレしたくないから書かないけど海のとこの足のあれ!)ゆっくり丁寧に描いてくれているのが伝わってきて読者冥利に尽きる。
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