恋した人は、妹の代わりに死んでくれと言った。
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恋した人は、妹の代わりに死んでくれと言った。

永野水貴/とよた瑣織

こういうのが嫌い

ネタバレ
2024年12月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作品も長くなり、未明の地から偶発的に生還し、進展を期待するのは当然。
特に、イレーネが今後どう生き、どれだけも幸せを手にするのか。
でも、長くなるとどうしても、肝心なことを避け、新たな登場人物、新たな懸念で枝葉ばかりが生茂る。正直、やめて欲しい。

イレーネと父親、母親の関係、過去がいつロイドに明かされる、真実を知るのか、この肝心なことがどんどん後ろにずれていく。いつ、どうやって、知り、ロイドがどう受け止め、行動し、イレーネや親との関係がどうなるのか、本来一番最初に作者なら想定しているはずのこと。
ベンジャミンの妹の仕事はまだしも、他国の某集団の話など正直不要。だらだら巻を続けようとするのは編集や出版社の意図なのか?
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