このレビューはネタバレを含みます▼
試し読みがとても色っぽく続きが気になったので購入しました。
断罪前日に前世の記憶がよみがえり、悪役令嬢に転生したと気付くも回避できず娼婦となったツェツィーリアと、ヒロインの幼馴染で諸々拗らせている(色んな意味で)副騎士団長ルカスのお話。
連載版では無かった初夜シーンがたっぷりガッツリびっしり描き下ろされた単行本版。
ビックリするくらい…凄かったです(笑)
最初からまぁまぁな勢いで、ツェツィーリア大好き自分のものにしてしまいたい執着オーラ満載だったルカスですが、初夜シーンはとんでもなかったです。
偏執的ともいえる執着…これ、とりあえず顔だけで許されてませんか?
普通に考えて怖い(笑)
2巻でも相変わらずエロエロ。
もはやエロ特化作品と言っても過言ではないと思われます。
ジャンル間違ってませんか? 大丈夫? 心配するレベルです。
体/位が凄まじい…。
とりあえずエロは凄いと思うのですが、話が全然進んでないのが気になるのは私だけでしょうか?
1巻終わりから全く外出させてもらえず、ルカスの部屋で過ごしているツェツィーリア。
とくに部屋から出たいとも思わないと言っていますが、今まで頑張っていた治癒魔法を活かす活動とかはもう良いのかな? と思うとちょっとモヤります。
誓紋を刻むのもエロ視点では良いのかもしれませんが、実際慰問とかするなら障害以外の何物でもないのに。
作品の設定が悉くエロの為というのが何だかなぁという感じ。
このあたりは今後どうなっていくのか気になるところですが、今後も今まで同様の展開の遅さ(というかエロの繰り返し)だと続刊を追うのは疲れてしまいそうです。
ルカス達男子組のやり取り、討伐などは結構楽しく読めたので、こちらを話の中心に持っていって欲しい気がしますが、これはこれで別ジャンルになりそう(笑)