いつまで代わりでシましょうか 番外編
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いつまで代わりでシましょうか 番外編

成瀬一草

はぁ。本編からさらに熟成されている😩

ネタバレ
2024年12月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 本編を読んだ時、圭(34)にとってこれは初めての恋愛なのだろうかと。としたら3つ歳下の穂高は恋愛慣れしているなぁ…と。なので少し穂高の必死さを疑いました。その穂高の想いがこの番外編で知れて、めちゃくちゃ良かったです。

先生のリーマンキャラが好きで、今回も表紙から良かった(圭のツンツンさを感じる表紙が可愛いです…)

番外編の楽しみは、その後の2人の幸せな時間が知れてほっこりできる事かなと思うのですが、この番外編はそれ以上で。恋愛をしている圭の本編からの変化がめちゃくちゃ尊いです。あの圭が穂高に対して綺麗なお姉さんみたいだったり…素直に笑ったり拗ねたり感情を出している(悪い子😩)だからか読みながらふと…そんな圭の変化は穂高によってのだから、穂高も圭と同じくらい想っているのかな?と不安に。恋愛経験も圭と穂高では数も違うし生き方も…。そんな不安は後半のタトゥー編ですっきりで、本当に良かった。

毎話ニマニマしてしまうくらい甘いです。仄暗い寝室のベッドで読んでいるそんな自分の顔を照らすスマホの明かりに、ハッとしました。
本編一話目で作者は骨折されていたと思い出して、その違いを感じさせない描写に感動でした✨…穂高のお土産(あっちで買ってきたという玩具)逆に日本に行ったお土産で人気なのだと聞いた事があります。
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