6と7【コミックス版】
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6と7【コミックス版】

凡乃ヌイス

ネタバレしかしていないので閲覧注意

ネタバレ
2025年1月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ レビューするのに別作者の漫画タイトルを小出しにするのは卑怯かもだけど…レベル○と寄○獣と光○死んだ夏が好きなわたしにとってご褒美でしかないBL作品でした。
まだ「禄」という未確認生物の正体をチラ見せする程度、序章に過ぎないところで幕を閉じているのですが…単行本版の方には完結マークがついていないのでこれから謎が明かされていくパターンなのかも?おねがしますそうであってください。
それでももう、充分に引きずり込まれたし切なかったよ…

謎が謎のままなところは勝手に解釈するとして、こちらの想像力を自然と掻き立て期待させる作者さまです。読了後も読者の頭の中を席巻するなんて…
何よりも、わんこのような禄斗(という人格)といい感じに病んでいた七海カップルがこの1巻かぎりでフェイドアウトだったら悲しいな…2人の危うくも甘い日常は確かにそこにあったのに(after storyで水族館デートを掘り下げてくださったおかげでさらに情が湧き切なさマシマシ)。
「禄斗」という人物はリセットされども本体は消えていないと思うので、そのまま別の記憶を宿すためまた街へと繰り出すのだろう。
かつての七海のような、メンタルの弱った獲物を求めて……

作者さまTwitter/Xより…
ラストシーンのBGMは「もろびとこぞりて」なんだそうです。ぎゃあ〜つらい!!
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