ギヴン
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ギヴン

キヅナツキ

この作品はずっと心に残ると思う

ネタバレ
2025年1月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 原作とアニメ(劇場版含む)が素晴らしすぎて、実写だけはどうしても見る気がしなくて見てないですが、一旦ギヴンの全部を鑑賞し終えてやっとのレビューです。全ての登場人物が愛おしいです。誰かを想う気持ちが嬉しくて辛くて切なくて替えがきかないから、つながればどこまでも上がっていけるし、切れたら死ぬほど苦しい。それを音に乗せて歌詞に乗せて歌に詰め込んで、口にできない気持ちに向き合おうとする彼らが本当に胸に迫ってきてグッときてしまいます。音楽の力って本当にすごい。色んなものを浄化する力があると思います。アニメや劇場版の音楽を聞きながらその場面の原作を読んでると、わかっていても毎回号泣してしまうので一人になれる時に読んでいます。繊細で感情を表に出せない真冬。真冬を孤独から救い上げた立夏と、その真冬の歌に救われる柊。柊をずっと守ってる玄純。秋彦の苦しみを癒した春樹と、お互いを選べなかった秋彦と雨月。真冬の心の中にいる由紀。登場する全ての人物が魅力的でみんな好きです。まさに箱推しです。もう一度映画『海へ』の感動を味わいたいので3月のDVD買ってしまうと思います。心に残る作品を創り出してくださったキヅナツキ先生はじめ全クリエーターの皆様に感謝です!ありがとうございました!
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