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今月(4月1日~4月30日)
レビュー数24件
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シーモア島


投稿レビュー
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BLを愛する人にも読んでほしい2025年4月28日「時空を超えた答え合わせ」これは私が好きな文才オタクyoutuberさんが放った言葉なのですが、私にとってこの作品がまさにそれ。以下自分語りの長いレビューになるのをお許しください。
この作品を初めて読んだのが10歳くらいの時。仲の良い漫画友達の家に遊びにいくたびに、その子の家の本棚に黄ばんだままずっと並べてあったこの本が気になって読ませてもらったのが最初です。ジャンプやりぼんを読む普通の漫画好きだったのですが、この作品の桁違いの画の美しさとストーリーに衝撃をうけてそれから何度も読み、高校生くらいで自力で全巻揃えたのを親に処分され、それをもう一度買いなおすくらいにはまりました。当時はすごい少女漫画という認識でした。
で、先日ビアズリーという画家の美術展を見に行った時にふと「ひょっとして私のBL好きの原点は『日出処の天子』だったのか」とすっと腑に落ちまして。(巷では山岸先生はビアズリーの影響を受けていると言われているのを思い出したので)
今読んでいる数々のBLの中でも特に心に残るものには、この作品のエキスが入っていることが多いのです。まさに時空を超えて答え合わせをしたような気分でした。いわゆるBLを読みだしたのはもっと後なのですが、子供の頃に刻み込んだ記憶やコアな癖はそうそう消えないんだなと脳の不思議を感じます。
とんでもない画力で歴史上誰もが知る人物を同性愛者として表現し、超人であるけれど誰よりも深い人間の業を背負わせています。よく禁書にならなかったなと思うくらい。これ以上の結末は不可能だと思わせるほどのそこに至るまでのストーリーの深さと重み。今読んでも全く色褪せないどころか、自分が色んな経験を積んだことでさらに解像度が上がり、正直今の方が読むの辛いのですが・・・
謎の自分語りレビュー申し訳なかったですが、かなり昔に出版された作品ですしBLジャンルでは上がってこない名作なので、BL好きの方にも伝わるといいなと思いレビューしました。興味持たれた方はぜひ! -
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最後の最後になにが残るのだろう2025年4月17日アニメからきました。既刊が10巻もあるしな~と思って迷ったけど最新刊まで一気に購入してしまいました。ほんとうに買って良かった!原作読んで良かったです。
好きなタイプの恋愛ものかと思って飛びついたらそんな生易しいものじゃなかったけど、想像の100倍いい作品でした。語りだすとくそ長いレビューになりそうだし、書いてて自分の頭も混乱しそうだし、ネタバレなしのほうが絶対に面白いので内容についてはやめときます。
読んでて昔九龍城が取り壊されるというニュースを見たことをうっすら思い出しました。子供の頃にかっこいい名前だな、怖いけど行ってみたいなって思ったことも。あそこは香港マ〇ィアの巣窟だと教えられたけど(もちろんそういう側面もあっただろうけど)実際は行き場をなくした普通の人々が生き生きと生活していた場所だったんだろうなぁと思うとなんだか涙が出そうになりました。
そして読んだあとに、ヴィヴィアンタムの服を着てレトロな食器でスイカを食べて紙タバコ吸いながら、ウォン・カーウァイ監督の『恋する惑星』を観たくなりました。世代ばれちゃう!
最後の最後まで追いかけたい作品です。 -
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めちゃいい!布教したい!2025年4月7日同人誌ということで1話1話は短く淡々と絵本のように進んでいきますが、決して単調ではなく短い中にストーリーがしっかりあって全部繋げると壮大な物語になっています。
食べたい魔物朱月と食べられたい少年白兎。もう少し大きくなってから、もう少し、もう少し、と共に時を過ごしていくうちに朱月は白兎を手放せなくなる。食べたいけど離れたくない。白兎はずっと食べられたいと願っている。そんなせめぎあいの中2人はどうなるのか??次の巻、次の巻と進む手が止められませんでした。
個人的に1巻~3巻、6巻、8巻の表紙がめちゃくちゃ好きです。色調も独特でこの作品の雰囲気そのものです。
読みホで最新巻一つ前まで全部読めますよ。 -
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百瀬あん先生から得られる栄養素!2025年3月16日百瀬あん作品につかりたい気分のときは「ナカあい」読んだりするんですけど、もう少し大人BLが読みたい時はこの「幼馴染~」からスピオフの「可愛い~」を一気読みすると枯渇していたHPがフル充填されます。
りょたアオCPの幼馴染からの一線の超え方が素晴らしくてたまらない!冒頭からの構成がすごくて一気にひきつけられます。
幼馴染ものって恋人になるまでのストーリーがメインディッシュみたいなところあるし、わりと1巻とか上下巻で完結するイメージだけど、この作品は社会人になってからも続くので2人の人生の半分見守っている感じがします。
スピオフにもなっているコウジュリCPも2人とも一癖あるキャラで大好きです。攻めがくっそイケメンなのも受けがツンデレなのも先生あるあるなのかな~「ジャンル・百瀬あん」定期的に摂取して読み続けます!! -
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むっちむち!好き~!2025年3月15日作者さま買い!読みホでも同人版あったけど続き読みたいしやっぱりこっちも買いだ~ということで買いました。
先生の描く受けの体、細いのにむっちむちなのがなんかエロくてたまらんのですよ。そしてヤンキーは受けが人気だけどこちらの理人君はごりっごりの攻めでむっきむきイケメンで頭も良い!独占欲強くて性欲すごい。そして何といっても年下っていう・・設定神ですか?
受けの淳くんはまるで狼に喰われるウサギのようだけども、その狼はウサギいないと生きていけないから、淳くんには腰のケアしつつ頑張れとしか言えない。次の同棲編が単行本になるのも新刊自動購入ポチって待っております。先生の他のシリーズも大好きだしいつか単行本化してほしいです!! -
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下巻わりとずっと泣いてた2025年3月15日「エンゲージ」読んでてこっちがスピ元かと思って読んでみたら、さらなるスピン元が2作も!シリーズだったんですね。
いや~名作でした!他人から与えられた傷と自分が他人に与えた傷。より深く自身を傷つけるのは後者だと思うから匡人はきつかっただろうな。優しさの塊みたいな旭と出会えて良かったよ。いや、出会わせたのはナルか。荒療治がうまい!
先生の作品にでてくる大人たちはずるくて汚い部分もひっくるめてみんな素敵です。実際人間きれいごとだけで生きてないからね・・・下巻ずびずび泣きながら読んでました。スピン元も順番に遡ってよんでいきます!いいね
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表紙の美しさよ・・・2025年3月8日あまりに美しい表紙に買わずにはいられなかった。あんな流し目されたら雪刀に「心臓を捧げよ」です。
おまけに手袋よ、くうっ!よく見るとシアーな黒手袋!!エロいし美しいし、はっ!あんなんカートホイホイされちゃう・・自分、表紙だけで1000文字レビューいけます!!
もちろん中身も表紙と同じくいい作品でした。すでに壊れてる弱い義父をどこか諦観しながら受け入れてあげてしまっている雪刀が痛々しい。後藤の存在で雪刀の何かが変わっていき、後藤の過去も雪刀によって浄化されていくのがよかったです。
個人的にはいろは先生のあとがきにあったまろやかさ皆無の変態×変態・・・読んでみたかったな~いいね
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めちゃくちゃ良いではないか!2025年2月24日たまに出会えちゃうんですよね~そこまで期待せず(ごめんなさい)読み始めたらなんこれ!なんこれ!!めちゃくちゃいいやん!!!ってなる作品に。ほんと嬉しいご褒美!まさにそういう作品でした。だから新しいBL探すのやめられない・・BLの手袋脱がしがフェチな人間としては手や指にこだわるのたまらんかった~最初はタイトルの響きでエロいだけの作品かと思ったんです。でも読んだら絵はきれいだし、ただのフェチの話ではなくバックグラウンドあり重め執着愛もありで、もう大好きが詰まった作品でした。レビューまだ少ないけど高評価は伊達じゃないと思う!別にそんなフェチないわ~の方もまじで一度読んでみてほしいです。
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ちふゆ先生はセンスの塊だと思う2025年2月1日何様目線で申し訳ないですが許してください。ほんとにどの作品読んでもセンス、才能の塊だな~って思うんですよ。ギャグとエロとワードセンスと画力とBLも少女マンガもいける柔軟さ。これはバース系だし。そして3P、何ならリバも近親ものもいけそう。ありとあらゆるインモラルも面白ハイクオリティ作品に仕上げてくれそうだな~と想像してしまいます。ベースにある腐女子力がカンストしているのでしょうか?
悠然の受けでありながらのイケメン雄感×エロ可愛のギャップがたまらんです。光悦&銀河の攻めでありながらの妻感もツボです。イケメン度とキャラの変態度ギャップで脳がバグりますがそれもまた良くてずっと読んでいられます。面白さだけじゃなくてかなりえっろいのでエロ素を吸収したいときにも大変おすすめです。いいね
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自惚れミイラとり【特装版★描き下ろしカラーマンガ&電子限定特典付き】
だめだっ!おもろい!2025年1月14日わろたら負けやって思いながらニヤニヤして読んでしまった。きっと気持ち悪い顔してたと思う・・雨宮はいい仕事しすぎやし、ハルのへたれっぷりかわいいし、イオちゃんまさかで最高やし~でも君は一生ピンクでいいと思うよ。今後重くてしんどい話で落ちたあとはこれ読んで浮きあがっていこうと思います。ど真ん中にしっかりしたラブがあるからボケの部分がより引き立っていて楽しめます。んなアホなってつっこみながらお菓子ぼりぼり食べて笑って読みたい。そしてガーディアン雨宮!あの癖強キャラからは目が離せない!当て馬のくせに主役食ってんじゃねーよくらいの存在感あります。当て馬嫌いな人はアウトかもですが私は好きでした。あれはおもろすぎでしょ。本編は単行本で購入したけど待ちきれないからスピンオフの11巻から単話買いです。続きお待ちしております! -
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ぞくぞくする2人の色気2024年12月27日いやもうっ!これ以上ないってくらい最高に色っぽいHシーンに感動のあまり叫びそうになりましたよ。いやね、菱本さんもだいぶエロセクシーでしたけども、こちら2人ともやないですか!2人分の色気とエロとイケメンぶりが襲ってきてパンクしそうです。絵も相当お美しい。せい君の手首周りの触り方とかやばいですね。あれ無自覚は犯罪です。逮捕していいです。そもそも首って名前の付く部位はだいたい色っぽいんだよな~蘇芳とせい君の性格とかストーリーとか他にもおすすめしたいとこ沢山あるのに、色気のことしか言ってねぇ・・この先生のシリーズ読むと絡みのシーンがあまりに良すぎてIQ下がるんです。おすすめです!
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この透明感よ・・2024年11月16日『クラスのイケメンと地味キャラがバンド組む話』が大好きで作者買いです。あちらの作品もタイトルのイメージとかけ離れたとんでもない良作でしたが、今回も透明感半端ねぇって感じで買って良かったです。人物描写も雪の背景とかも淡くて、2人の距離感も気持ちも、はかないけどちゃんとつながってて。死語でも言いたい。はぁ~エモい。BLのエロは酸素みたいなもん!なんてBL大好きな欲まみれの大人になるのなんてあっという間だから、10代の子たちはまだ青春真っただ中のうちに、人を想うことに気づいたこういう一瞬のはかなさを大事にしてほしいな~なんて余計なお世話なことを考えてしまいました。おススメしたい作品です。