このレビューはネタバレを含みます▼
能美先輩の弁明を読んでいて、この作家様のことが知りたいなと思ったので、少しずつ作品を読んでいくことにしました。結果……面白すぎる!!!!!個人的に、知らない世界の知らない仕組みや、効率的なシステムを知ることができるお仕事もののような作品がかなり好きです。こちらの作品、カットオーバー・クライテリアは、そこらへんかなり調べて取材して、詳細な道筋を把握してから描かれているのではないかなあと思いました。能美先輩を読んだ時も、もちろん調べたりもしただろうけど、作者の方がそもそもこの分野(作品のテーマの哲学)を好きなんだろうなと思いながら読んだので、同じような熱量を感じられて良かったです。大麦こあら先生への好感度と信頼が高まりました。
ド光属性真っ直ぐ年下攻め…サイコ〜〜〜〜〜!!!痺れます、眩しい、カッコイイ。萩原さんの等身大でぶつかっていく感じ、しかも瀬戸さんがはっきり拒めないのを分かっていて踏み込んでいく感じ!うわっもうこれだからクソガキ攻めは最高だよ、となりました。そして、そんな萩原さんからのアプローチを受けて、適応せざるを得なくなり、心境も変化していく瀬戸さん。個人的にですが、体も心も変えられていくノンケ受けってエロいと思っているので、とんでもなくキショい顔で見守ってしまいました。一つも無駄のない瀬戸さんの部屋に上がり込んで、ずかずか家具置いていく萩原さん、へへ…(キショ笑顔)
サブキャラもしっかり作り込まれているのが、世界の解像度高くて読んでいて楽しいです。今作だと磯山さんがいいキャラしていて、他キャラクターとの掛け合いが面白かった。というかどの登場人物も個性が濃くて面白いのがすごい。向かうところ敵無しみたいな作家様に出会ってしまった。