愛さないといわれましても ~元魔王の伯爵令嬢は生真面目軍人に餌付けをされて幸せになる~(コミック)
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愛さないといわれましても ~元魔王の伯爵令嬢は生真面目軍人に餌付けをされて幸せになる~(コミック)

石野人衣/豆田麦

とっても読みやすいコミカライズ

ネタバレ
2025年1月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前世が魔王だというアビゲイル(アビー)と、彼女の夫であるジェラルドのお話。

とにかくアビーが可愛い作品です。
前世が魔王、今世で家族に蔑ろにされていたせいか、人間というか令嬢っぽさが皆無なのが面白いです。
「君を愛することはない」というお決まりのセリフを吐いた旦那さまも割とすぐ絆されるのは仕方ないことかと(笑)

とくに可愛いのが、ご飯を食べているシーン。
食事の絵はそこまで美味しそうな描写ではありませんが、アビーが食べていると美味しそうに見えます(笑)
旦那さまがピヨちゃんを思い出して餌付けしてしまうのが分かり過ぎます。

2巻では可愛い可愛いというだけでなく、宝魔石を見分けたり、将軍の強さとその秘密を見破ったり、カガミニセドリの卵を見つけたり(見つける系ばっかりだな)と、魔王の力で大活躍。

少しずつですが、旦那さまの実家と関わることによって、人間としての情緒を付け始めてきた様子も良かったです。
まだまだ子供っぽい仕草が可愛らしいのは可愛らしいのですが、今後は今のままの可愛らしさを失わずにいつつも、もう少ししっかり年相応な感じになって欲しいような…。色気は無いものの、しっかり夫婦にもなったことですし。
でないと、旦那さまが本格的にロリになってしまう(笑)

今後はアビーの生家があったロングハースト領の闇が明かされる展開でしょうか?
実は原作ではこのあたりから意味不明になってしまったので、理解するためにも早く続きが読みたいです。
期待しています。

ところで、コミカライズの絵はとても可愛らしいし、原作小説よりアビーがロリロリしていないのが好印象なのですが、旦那さまの顎だけは気になります。
とんがり過ぎでは? 刺さって痛そうなのですが(笑)
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