このレビューはネタバレを含みます▼
新米ホストのタカヤは鍵を失くしてアパートのドアの前で寝落ちしてしまいます｡気がつくと知らない男性の膝枕で寝ていました｡隣に住む小説家のサイトーさんはゲイなので男性を家に入れたくなくて､でも凍死されても困るのでタカヤに膝と毛布を貸してくれたのでした｡はずみでタカヤが先輩に貰った｢気持ち良くなる薬｣を見たサイトーさんは､タカヤを自宅に招き入れてくれます｡仲良くなれると嬉しいなとウキウキするタカヤは､いつのまにかさっきの薬を飲まされていてサイトーさんに気持ちいいことをいっぱいされてしまうのでした｡事後に実は薬なんて使っていないこと､危険な薬を安易に使わないようにと釘を刺されます｡天国を見たタカヤはサイトーさんを好きになってしまうのですが､サイトーさんはつれないのでした｡見るからにSっ気に満ちたサイトーさんと､おバカで素直なタカヤとの関係はフルスロットルで始まり､2話以降はトーンダウンします｡タカヤの勤めるホストクラブの店長とサイトーさんが同級生で､タカヤとサイトーさんの住むアパートの大家さんが店長のおばあちゃんという繋がりです｡タカヤはアパートの雑用をこなしながら､サイトーさんに振り向いてもらおうとお仕事も頑張ります｡陰のあるサイトーさんと光属性のタカヤが最後にはパズルのピースのようにしっくりと寄り添うお話です｡
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