ようきなやつら
」のレビュー

ようきなやつら

岡田索雲

妖気なやつら。

2025年1月28日
鎌鼬を試読して訳の分からない魅力に抗えず購入。正直とても怖い作品でした。どこかアンニュイでユーモラスな妖怪キャラたちが、現代社会における人権問題を物の見事に浮き彫りにしていきます。人間の本質の弱さとふてぶてしさ、とりわけ子供を産めない男たちの弱さとふてぶてしさが描かれている作品だと思います。『峯落』には女性なら誰しも感じた事のある不条理が分かりやすく描かれてます。個人的に爆笑したのは『忍耐サトリくん』この先生、いろいろ忍びすぎ笑。
いいねしたユーザ2人
レビューをシェアしよう!