二人の壮絶な愛の軌跡を見たような超大作





2025年1月31日
最高で最幸な二人の愛の軌跡(奇跡)を見たかのような、人生のドキュメンタリーを観たような、数々の名場面に立ち会えた幸せを感謝したくなるような超大作でした。特に私は合本版で読んだので、物理的にもボリューム感に圧倒されました。読んでいる最中も読んだ後も、「感動」とか「感激」という表現では全然物足りないと思うような、凄まじい衝撃を受ける内容でした。
芸能界の、人生の煌めき、翳り、醜くも美しい創作の世界…虚構であると同時に、確かに存在する真実もある…何とも言えない感覚になりました。芸能界特有の浮き沈みや処世術、スクープにスキャンダル、どこまでも禍々しくドロドロとしているのに、二人が存在することにより何故か優しいものになる…それはまるで「毒も少量なら薬になる」ように、心や人間関係を腐らせて終わらせるのではなく、再生させるように不思議な力が働いているようでした。
合本版の3巻『ALIVE』、このラストは号泣必至、思いもかけない、本当に青天の霹靂のような展開で、胸が張り裂けそうになりました。何日か引き摺るでしょうし、なかなか消化できるものでもありませんが、それでも読むことをお勧めしたいです。漫画・小説に限らず、どんなジャンルにも「これだけは押さえておきたい」ものってあると思うんです。BL漫画でしたら、この作品がそれに当たる大作だと思います。
芸能界の、人生の煌めき、翳り、醜くも美しい創作の世界…虚構であると同時に、確かに存在する真実もある…何とも言えない感覚になりました。芸能界特有の浮き沈みや処世術、スクープにスキャンダル、どこまでも禍々しくドロドロとしているのに、二人が存在することにより何故か優しいものになる…それはまるで「毒も少量なら薬になる」ように、心や人間関係を腐らせて終わらせるのではなく、再生させるように不思議な力が働いているようでした。
合本版の3巻『ALIVE』、このラストは号泣必至、思いもかけない、本当に青天の霹靂のような展開で、胸が張り裂けそうになりました。何日か引き摺るでしょうし、なかなか消化できるものでもありませんが、それでも読むことをお勧めしたいです。漫画・小説に限らず、どんなジャンルにも「これだけは押さえておきたい」ものってあると思うんです。BL漫画でしたら、この作品がそれに当たる大作だと思います。

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Kiiko さん
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