捨てられた侯爵令嬢は魂まで溺愛される
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捨てられた侯爵令嬢は魂まで溺愛される

北神諒/林万里

第5話から怒涛の陳腐設定、、ウ〜ン!

ネタバレ
2025年2月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 第7話まで読了。
 第5話からの展開が既視感の連続で、、、。ハァ〜!ヒーローよ!メイドの叱責は正論。性悪妹と部屋で二人っきりになったのは軽率。その先の展開はフツウの読者なら予想できます。ヒロインの覗き見誤解から庶民感覚全開の一人歩き、性悪妹の下卑た嫌がらせ、、駄作にアルアルの怒涛の陳腐設定です。(ヒロインが実家に連れ戻された時点で酷いめにあうのもお約束です。)(第4話でヒーローがヒロイン両親に金塊を与えたのは俗物臭がして不快でした。)
 ヒロインは依存心が強く、実家にこだわり魅力がありません。前世を思い出すんでしょうか?思い出したら他作品みたいに人格が変わるんでしょうか?どうみても現状では女王には見えません。
 ほぼ全ての登場人物の言動に下卑た俗物臭がします。妹の言動は勘違い娼婦で、馬鹿王子はチンピラ臭がして、、、何より情け無くなるのはヒロインとヒーローのイチャイチャが庶民的バカップルに見えるところなんですが、、、、(汗)。物語全体に貴族社会らしい優雅な雰囲気がありません。(新興商人の世界なら、ヒロイン両親の言動は強欲商人らしい雰囲気があります。) これは物語世界が壊れているからです。美麗な作画ぐらいではカバーできません。せめて、ヒーローのミステリアスな雰囲気だけは守って欲しかったのですが、、、、、、。

 物語の展開もありきたりなので、値引きされた時に一気読みするのが最善手かもしれません。
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