このレビューはネタバレを含みます▼
本作、面白かったことはまず前提として書いておきます。
『悪人の躾け方』を読んで超面白くて、そのスピン元ということで読んでみたのですが(クーポンもあったし)、読まなきゃいけないというほどではなかったかな。下巻最後に『悪人の躾け方』の前日譚があり、これについても面白かったですが読まなくてもスピンオフは十分読めるという感じ(それくらいスピンオフが上出来です)。
不器用な人だとはいえ、もうちょっと違った愛し方をしていれば雨津木も報われたかも…と『悪人の躾け方』を読んだ後に本作を読むとどうしても雨津木擁護になってしまう(笑)雪文とケイスケは結ばれて良かったけどね。
あと多くの方が触れていますが、本編のあとのネームは私も要らない派です。なので本作は正味、上巻170ページ、下巻190ページですね。まぁネームなくても十分な量だと思います(なんでネーム入れたんだろ?)。
繰り返しますが、本作も面白かったですよ。でもどうしてもスピンオフと比べちゃって…。雨津木さんも針間くんも、スピンオフのほうが絵的にもイケオジ、イケメンなので、ぜひそっちも読んでほしい。