花にして蛇シリーズ
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花にして蛇シリーズ

オンリー・ジェイムス/市ヶ谷モル/冬斗亜紀

相手をひと目見た瞬間から執着で始まる話

ネタバレ
2025年3月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ サイコパス側の執着・独占欲がヤバイ、良い意味で。
ひと目見た瞬間に運命。※攻めのみ
攻め(2巻には攻め受け反対のシーンが一部あり)が
相手に対して今まで抱いたことのない執着心がめちゃくちゃ芽生えてて
1巻のCPはアダムがめっちゃ押しまくってる。
「お前は俺のものだ」
て、いう感じで苦手な人は苦手かもしれないけど
サイコパスで欠落した感情があることを踏まえたら
まぁ、その考えなのも仕方ないのかな…と、何故か納得。
2巻のオーガストは、兄弟の中で一番変人キモい奴と言われているキャラだが
そんな自分を分かってか、ルーカスを手に入れたくて
アダムの彼氏になったノアに相談しに行く不器用なところが良かったが
行動は大胆すぎるし、一般人の周りにこうした方が一番良いよって言われて素直にそうするのも良かった。

1巻も2巻もノアとルーカスの周りで起こった事件を
(愛しすぎてやばい。愛を知らないとは言ってるが愛だよそれ)二人がサイコパス兄弟の家族と非サイコパスの養父の協力を得て解決(という名の殺し)していくお話だが
その事件を追っていく流れがなんというかドラマっぽくて良い。
セッ●スが無かったら普通にドラマで行けそうな感じ。
ちなみに毎日絶対にセッはしてる。
CPの逆が一部2巻にあったので苦手な人は購入は考えた方がいいかもしれないが、私は全然受け入れられた。
最初からお互いにどっちでもみたいな感じの事を言ってたので、身構えることは出来てたからかもしれない。

サイコパス兄弟の相手に対する思いが、まじで良い。
気になってる方は、一度読んでほしい。

事件の話は少し生々しいところもあるが
某TV番組とか見てたら海外の事件とかたまに再現で流してるけど、それを見てたら多分大丈夫。
そんな感じの事件です。性犯罪系です。
あと、ちょっと汚い表現(嘔吐とか)あるけど
私は大丈夫でした。

海外っぽさのある相手を呼ぶ愛称?は、私はあまり違和感がなかったです。
「ベイビー」とか「ダーリン」とか
キャラクターを思うと似合ってたと思います。

他の兄弟達全員もシリーズ化してほしいです!
絶対に読みます。
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