世界観と綺麗な絵のマリアージュが素敵





2025年3月7日
1巻完結としては、ギリギリまで無駄を削ぎ落としながらもしっかりした世界観がありますし、絵の綺麗さも世界観にこれ以上なく合っていて引き込まれました。
ミカドとアロイの関係は、読み進めるごとに分かるような自然な流れがあって読みやすかったです。全体的に薄味なストーリーだと思いますが、二人の過去や現在までの関係・アロイの母の介入や彼女の葛藤など、所々に引き締め効果のある設定が入るので、あっさりしているのに満ち足りた気持ちになりました。
特にアロイの母の隠された(読者には明かされるけどアロイは知らないままの)事情は、私の中ではまぁまぁ強めのインパクトがありました。サラッと数コマで流されていましたけど、実は重要なピースではないか?と思っています。この彼女の葛藤があったらばこそ、ラストが引き締まった気がします。
ただ、やっぱりあっさり系ではあると思うので、濃いめのストーリーが好みの方には少し物足りないかもしれません。
ミカドとアロイの関係は、読み進めるごとに分かるような自然な流れがあって読みやすかったです。全体的に薄味なストーリーだと思いますが、二人の過去や現在までの関係・アロイの母の介入や彼女の葛藤など、所々に引き締め効果のある設定が入るので、あっさりしているのに満ち足りた気持ちになりました。
特にアロイの母の隠された(読者には明かされるけどアロイは知らないままの)事情は、私の中ではまぁまぁ強めのインパクトがありました。サラッと数コマで流されていましたけど、実は重要なピースではないか?と思っています。この彼女の葛藤があったらばこそ、ラストが引き締まった気がします。
ただ、やっぱりあっさり系ではあると思うので、濃いめのストーリーが好みの方には少し物足りないかもしれません。

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