このレビューはネタバレを含みます▼
2人で生きてきた中で自分より弟が大切な兄と、そんな兄が子供の頃から大好きな弟の究極のブラコン愛。好きや愛情には様々な色があるけれど、このふたりは単色じゃなくて何色も複雑に混ざりあっている。それはきっと一般的な愛情の中ですくすくと生きてこれた人間にはわからないのかもしれないです。
大人になり弟のために当たり前のように体を売る兄と、そんな兄ちゃんに欲情してしまう弟。そしてさらにそれを受け入れてしまう兄の葛藤。それがまっとうでないことはわかりきってるんだけど、まっとうさよりきっと大切なものがあるのも確かだと思います。
倫理と感情でゆれる近親ものはほんとに切なくて愛おしい!大好きだぁ~
軽い話ではないけれど、兄ちゃんの心のつぶやきが可愛くておもしろいのと、グルメ漫画か?と思うほどおいしそうな料理が出てくるので抜け感があって近親ものの中ではライトな方だと思う。
で、この2人はこれからどうなるの~?あ~続きが読みたすぎる!!先生お願いします!ぜひその後の2人を読ませてください!