ゆらめく秋の恋ごころ【単行本版】
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ゆらめく秋の恋ごころ【単行本版】

野花さおり

スピンオフ

ネタバレ
2025年3月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「ひねくれ〜」→「ためいき〜」ときて、本編です。前作「ためいき〜」の主人公の師匠にあたる2人のお話。本編だけでも大丈夫でしたが、前作も読んでればチラッと出てくるキャラ達の絡みがあって得した気分味わえます。
なにより、前作では師匠の立場でキツい物言いをしてたカメラマンの五十嵐さん(受)がこんなに可愛いとは!笑
高校の時からずっと好きだった片想いの相手、志田(攻)と八年ぶりに再会して酔った勢いで思い出にと一夜限りの関係を持ちます。…と思ってたのは五十嵐だけで、それ以来志田は飲みに誘ってくれるように。大人になってた2人は気付けばセフ◯に。というか、絶対両思いなのにお互い関係が崩れるのが怖くて本音を聞くことをしないという逃げ腰態勢(やる事はやってますが)。そして、五十嵐はまたもや志田から逃走〜笑。蓋を開けてみたら十五年越しの両片思いを成就させたのでした!こんなに長い間想い続けていられるなんて凄い好きじゃん!ってなりました。
ツンデレ受けと溺愛攻め好きな方オススメ。
志田が五十嵐のことをいつも愛おしそうに見つめる表情が好き。五十嵐の「好き」ってバレバレなのに素直になれない頑固なところも愛すべき所なんでしょうね。
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