必ずセットで購入すべし





2025年3月22日
友人に貸した本に挟まっていた宛名のない1枚の恋文を返そうとトンネルで友人を待つ男と、マッチ売りに偽装して男娼をして性欲を満たしている男、そして、その恋文を書いた男とその恋文の宛名部分を持つ男。4人の男の想いが交錯するお話。
戦後のノスタルジックな雰囲気と、絵柄や多くを語らない作風がこの物語とマッチしていると思います。この作家様のお話はいつも独特な雰囲気を醸し出していて、それが素敵です。
ただ一つ問題なのは、このお話は後に続く「やぎさん郵便」と合わせて全4巻の作品であるということ。題名になっている「マッチ売り」は「やぎさん郵便」の前日譚であり、このお話の最初のわずか40ページ程のお話で、残りは「やぎさん郵便」の1〜8話になっています。なので、このお話を読んだだけでは1巻を読んだにすぎず、内容が途中で終わっているため何が何だか分かりません。題名が異なっているので違う作品ページになってしまっているようですが、シリーズものではなく完全に1つの作品なので同じページにまとめてもらいたいです。読む時は必ず「やぎさん郵便」と一緒に読まないと、お話は完結しないので注意が必要だと思います。
戦後のノスタルジックな雰囲気と、絵柄や多くを語らない作風がこの物語とマッチしていると思います。この作家様のお話はいつも独特な雰囲気を醸し出していて、それが素敵です。
ただ一つ問題なのは、このお話は後に続く「やぎさん郵便」と合わせて全4巻の作品であるということ。題名になっている「マッチ売り」は「やぎさん郵便」の前日譚であり、このお話の最初のわずか40ページ程のお話で、残りは「やぎさん郵便」の1〜8話になっています。なので、このお話を読んだだけでは1巻を読んだにすぎず、内容が途中で終わっているため何が何だか分かりません。題名が異なっているので違う作品ページになってしまっているようですが、シリーズものではなく完全に1つの作品なので同じページにまとめてもらいたいです。読む時は必ず「やぎさん郵便」と一緒に読まないと、お話は完結しないので注意が必要だと思います。

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くり さん
(女性/40代) 総レビュー数:0件