このレビューはネタバレを含みます▼
無教養な幼馴染とは結婚する気はないんだね。だけど、彼女といると
自尊心がくすぐられて気分が良いんでしょうね。
おだてられ、褒められ、ヒーロー扱いだものね。
そして、その彼女もあれだけ依存しててもヒロインの旦那と結婚はないと。
お金がないから。
はぁ~
これが、まだ、純粋な恋愛感情とかならまだ、なるほどって。
理解も応援も出来ないけど、なるほどとは思う。
でも、打算だらけの二人なんだよね。それに巻き込まれたヒロインも
男を見る目がないと言うか、なんと言うか。
結婚式で、自分を突き放して、幼馴染を優先した時点で、旦那との結婚は
辞めるべきでしたね。と言うか、義両親もおかしいですけどね。
もう、感覚が麻痺してるんでしょ。
使用人は恋愛感情があると勘違いしてるみたいだし、
とりあえず、ここまで来たけどこれからどうなるやら。
でも、逃げるが勝ちってあるでしょ?本当にその通りだと思う。
子供が出来ようが、何年も経とうが逃げたければ逃げればいい。
ただ、早いに越したことはない!!
今回のパターンは、初夜の前に本心が分かって、本当に良かったよ。
まだ、若いし何度でもやり直せるもの。
確かに二人は不貞を働いたわけじゃないから、咎められないかもだけど
ヒロインの代わりに女主人みたいに内装に口を出し、使用人にも権限があり、
もし、子供が生まれたら自分のものの様に扱うかもしれないならこんな所には
居られないよね。
まあ、結婚直前で幼馴染と三人で暮らすことを告げるのも反則だわな。
侯爵家は、非常識に汚染されてる。
一括りにクズばかりの中で、冷静に周りを見て判断してるヒロインは、
強いと思うし、何とか地獄から逃れて欲しいと思う。