このレビューはネタバレを含みます▼
1巻はそこそこ…という感じでしたが、2、3巻と加速度がついて面白くなりました。BLより重きを置いているのが【家族】と【人間関係】のお話。とくに門ちゃんのお母さんとの対峙には泣かされました。結局親が望むのは孫の誕生じゃなくて、シンプルに子の幸せなんだなと。40代男性の話であったため親世代は60代くらい。それはもう確かに達観してもいい年頃だよね。
嶋二先生による年齢層高めのボーイズラブ。四十路の男たちのこっぱずかしい恋愛と、責任の取り方が、まさに【愛と誠】なんです。読めて良かったです。