ユメかウツツか
」のレビュー

ユメかウツツか

咲坂伊緒

作家さまは応援したい!

ネタバレ
2025年4月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 星5をつけたいのに、何かが物足りない。
主人公「いろは」は幼い頃両親を亡くし祖父に愛されて育ったが、幼少期のトラウマで人と上手くコミニュケーションがとれない為無口でそっけない人と言われるようになっていた。(吃音とか言い淀みのような喋り方なのかと想像する)
ひとりぼっちの寂しさを埋める為「イマジナリー(架空の)」人物を創り上げて会話していた。(ここで、えっ!ファンタジー!?って思ってしまった)
1巻の時点では物語の始まりに何となく方向性が見えなくて、物凄くドキッ!とする場面とかもあり(このシーンいいなぁと思える)流石のベテランさま、作画も上手い・・・との印象を抱きつつも全然萌えなくて・・・。
(あの『ストロボエッジ』や『アオハライド』のようなキュンキュンが欲しい!)

でも2巻ではそのファンタジー色も影が薄くなり(「いろは」がだいぶしゃべれるようになってきた為)ヒーロー「阿久津」くんに恋心を覚えてきて、彼の留年の理由にもなる事情の一助になりたいと物語が進展していきます(少し私のトキメキ復活)。
巻末での「いろは」のヨコシマと自覚する想いの先の展開に期待します。
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