彼は『これ』は復讐ではない、と言った
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彼は『これ』は復讐ではない、と言った

高井唯人

今後について(最新刊ネタバレあり)

ネタバレ
2025年4月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最新25話迄を見て、今後の起こり得る展開を予想します。
1 周の致命的失策
 山さんと小野川に邪魔され裏龍吉は生き延びたが、やはり小野川刑事は容赦無く周を殴打し殺害しようとする。山さんは必死に小野川刑事を止めようとするが、周の銃撃により山さんは瀕死。周は逃走してしまう。
 おそらく周は情報を流していた小野川刑事を口封じに殺害しようとしたと思う。だが山さんが庇ったおかげで小野川はぶち切れ、周は警官殺しという最悪の失策をしてしまった。余談ですが周は2人の追跡に全く気付いていない。理由は指輪に付けた発信機を辿るのに夢中だったからと推測。
 こうなったらいくら渋根家が強くても警察は身内に危害を加えた奴は絶対に許しません。周は海外逃亡を企てると思いますが、小野川の反逆により捕まるでしょう。
 2小野川の言葉の意味
「奴との決着がついたら、安心して暮らしてほしい」と裏龍吉に話している。やはり小野川と渋根周は繋がっているのだろう。コマを見る限り小野川は自分を責めている感じなので、今までの情報漏洩及び渋根周への癒着を自ら自白して周を追い詰める。
 3小野川の復讐劇
 本部は裏龍吉を追っていないため、一連の事件は犯人が特定出来ていない状態。そこで小野川は山さんを撃った渋根周を一連の事件の犯人に仕立て上げると思う。そしてこの事件の背後にある龍吉へのいじめと周の2度やらかしを公表して周を潰す。小野川自身は何等かの方法で自決する。
 42度のやらかし
 前のレビューでも記載しましたが、虚報による龍吉の奨励会追放と龍吉祖母の訴訟を渋根家が強引にもみ消したこと。
 5今後予想
 裏龍吉は見届けた後消滅するでしょう。周は2パターンあり、「冤罪だ」と叫ぶが山さんへの殺害及び背後の暴露により死刑判決が下り、一連の事件の犯人に仕立て上げられる。又は渋根家の刺客により殺害される。
 そして渋根家を始めとしたいじめグループ一家は世間から凄惨な報復を受けて消息不明。
 6最終回考察
 やはり地獄で周が他メンバーと再会し言い争いを始めて、そこに渋根家を始めとした家族全員がいじめグループへ報復し、お互いに戦争になった後魂の消滅というファンタジー展開を望みます。龍吉と祖母は母子として生まれ変わり、将棋の8冠王となって幸せな人生、裏龍吉は地獄でいじめグループの末路を見届けた後魂を消滅させるかと。
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