恋した人は、妹の代わりに死んでくれと言った。
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恋した人は、妹の代わりに死んでくれと言った。

永野水貴/とよた瑣織

待ちわびていたからこそ・・・

ネタバレ
2025年5月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 今か今かと首を長くして待ちわびていた新巻だっただけに、読了し落胆。中弛みというか、退屈な場面が続き、気が散る。特にジェレマイアとイレーネの場面にページを割き過ぎ。好敵手としてロイドと渡り合えるくらいの魅力的な人物として描かれるならまだしも中途半端で、一途なイレーネが彼に惹かれて揺れる余地は1ミリもないだろう。だったらロイドとの再会を早めて欲しい。8巻まで、また待つのか、と思うと、これまでとは違った意味合いでため息が出た。
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