雨の果てを夢に見る
」のレビュー

雨の果てを夢に見る

かれい煮太郎

疲れたカメラマンが復活する話

ネタバレ
2025年5月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ カメラマンの理太と神様のアマネの話。かれい煮太郎さん「そして、海に日が昇る」とても良くて作者買いです。本作も良かった…理太が心身ともに疲弊してる様子、それが少しずつ復活していく様子、アマネとの会話、風景、食事、雨、写真、涙の跡。淡々とうつろっていく全てが宝物みたいに美しくて泣けてくる。いかん、感傷的になっちゃった。これ、もしかして、バッドエンドなのかなって覚悟しながら読み進めたけど、ラスト、本当に良かった…良かった……。
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