このレビューはネタバレを含みます▼
以前チラッと読んだ時、ファンタジーとはいえ鳩と色々するのは衛生的に受け入れ難いな〜と思って敬遠してました。でも作者様の「年上の人」シリーズは好きなので読んでみました。
冴えない大学生が鳩を助けたら“鳩の王”がお礼を言いに降臨。鶴の恩返し的な(笑)。人型の時は体にも全く鳩の名残はないし行動も鳩感ありません。交尾の時も全然鳥の習性はなく、それがいいような物足りないような・・。これが鳩である意味すら見失いそうです。
表題作のほか、雀のお話とカラスのお話が収録されています。
雀のすずは小柄で可愛くてお米大好きで雀らしさが出ていて良かった。この作品が一番好き!
星4.4