亡国のマルグリット
」のレビュー

亡国のマルグリット

すもももも

2人の女性の物語ともとれる

2025年5月18日
一気読みしてしまいました。王国を滅ぼされた王女の物語、ではあります。その一方で王妃の物語でもあります。毛織物の表がマルグリット、裏面が氷の王妃かな。恋愛や政治の駆け引きもあり、大人が読んでも整合性が保たれているのは、揺るがない氷の王妃や叔父の存在がなんかリアリティーある。マルグリットの育ての父も、前半よい味わいです。最後までよめ後悔はせぬ
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