君は春までぼくのいぬ 【電子限定特典付き】
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君は春までぼくのいぬ 【電子限定特典付き】

劣情

読んでる間、目がハートマークになりました

ネタバレ
2025年5月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 劣情さんの作品なにが良いのかって、キャラの関係性がすごい好き!! 強気ツンデレ美人受け、受けに翻弄される攻めが好きな人に、すごくおすすめです。2人がくっつくまでのお互い探り合う所とか、無自覚な好きを徐々に自覚していくとか、言いたいこと言えなくて悶々とする葛藤とか、そーいう結ばれるまでのドキドキを描いてくれていて、こちらはニタニタが止まりませんでした。最後の書き下ろしまでニタニタ止まりませんでした(最後までありがとうございます)片思いなのか両思いなのかわからない状態が続くと私の場合はイラッとすることあるのですが、この作品はキャラの心の声も一緒に書いてくれてるので安心してやりとりを楽しめます。(というか心の声があるから余計面白いです)攻めがどんどん受けに惹かれていく見せ方がすごく自然で、攻め目線なカメラワークとか多くて、「人が沼っていく流れってこうなんだな~」ってリアルに感じられました。ラストの終わりがすんごく良くて。ここからの続きを見せてほしい!!190ページがあっという間!それくらい見せ方やキャラが上手いです。イケメンで御曹司なα攻めってなれば完璧なキャラ設定が多いですが、受けに翻弄されてる姿が同級生からダサいと言われたり、受けから「犬」って呼ばれて「わん」って言ったり・・・!!こういうギャップが堪らなく心掴まれました!!受けが強気で優位なキャラってのも新鮮だし、受けに沼っていって骨抜きになっていく攻めっていうのが良いんですよ!!だけどふいに急所刺してくるようなどストレートな言葉を伝えてくれるからすんごいキュンときました。攻めの照れ顔がめちゃかわいい。攻めの「わん」がもっとほしい・・・。別冊でいいので続編だしてほしいです。
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