春のデジャヴに踊れ
」のレビュー

春のデジャヴに踊れ

おどる

ダンス愛溢れる愛おしい作品

ネタバレ
2025年5月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 母の面影を自分に見ている人を好きになる切なさ、怖さは描かれているものの、攻めの想いは綺麗な初恋に留まるもので、ドロドロしていないのが良かったです。それどころか、2人とも知的で、人柄や佇まいが上品で、センスのいいセリフやモノローグがぴったり。同性であることへの迷いが、相手にしっかり向かい合い、思いを感じとって動くダンスのあり方に重ねて解決してゆくのも素敵でした。作者さんのダンスへの愛が作品の愛おしさをさらに増していいるような秀作でした!
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