このレビューはネタバレを含みます▼
「その時僕は
このしめつけてくるものの正体が
不思議なくらいはっきりと
恋なのだと理解した」
かなり以前に作者様買いで購入し読んだ時はあまりピンとこず、たまたま再読して心ぎゅうっっっと掴まれました(遅っ)
幸田みう先生の作品は可愛い絵柄でありながら、寂しさの空気感が好きで、なのに温かい。
寂しげに小首をかしげるシーンが印象的で好きです。
心情を繋げて表現する様が長けていて、静かに、でも確かにキュンキュンさせられました。
「君の初恋が終わる」タイトルから悲しい結末を予想してしまいましたが、そうきましたかという嬉しいタイトルでもありました。
そして最後にえっ、そうなの？という驚きも楽しかった。(2025.6.4)
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