このレビューはネタバレを含みます▼
初読み作家さんでしたが、丁寧な文体と構成。
ストレスなく完読出来ました!
Ωのユーリスとαのギルベルト。
結婚して番になり2歳のミハエルと言う息子さんが出来てからの両片思い解消へ向けてのお話でした。
2人ともに初恋で色々とすれ違いあっての拗らせ片思いでした…。
しかし2人ともに控えめで真面目で…と言うキャラなので好感でもありつつ、仕方ないよなぁ…と言う感じ。(2人の周囲の人たちもそんな感じw)
しかし玻璃宮でヴィルヘルム王子に遣えていた時からユーリスがモテモテでそりゃあ結婚してから過保護に拍車かかるよね…本人全く気付いてなかったけどw
しかも、アデルの教育担当になってからのユーリスの息をするように危ない目に逢ってる頻度と来たら…。
そんでいつもギリギリのタイミングでしか救出に来れないギルベルト…大変だったね。
いつも控え目なユーリスの発情期の乱れっぷりがエロくて見所でもあります。
もちろん常に礼儀正しいギルベルトのラット時も…です。
欲を言えば愛息子ミハエルくんの成長と第二子の誕生辺りも読みたかったかなぁと。
何にせよアンダルシュさんでは久々満足の作品でした。