ナイトライトハウンズ
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ナイトライトハウンズ

中田春彌

超絶美麗なダークファンタジー

2025年6月15日
初読み作家様。1巻まで読了。
試し読みだけでわかる、最高レベルの画力。背景も、構図も、隅々までパーフェクト。しかも1巻の最終ページまでずっとこのクオリティでした。ひえ~

背景はもちろん、台詞もコマ割りも、カメラワークまで海外っぽい。その中で超絶美麗な作画が展開されるので、まるでバンドデシネを読んでるみたい。

1920年代――世界恐慌直前の、禁酒法の時代がモデルになっています。
ギャングが実権を握る世の中で、孤児となり、大切な弟も失った孤独な青年が主人公。

こういう絵が超綺麗な作品って、ストーリーは……あれ……?ってことがままあるけど、さすがジャンプ…とても読みやすく仕上げてありました。登場人物は魅力的だし、無駄のないスピーディな展開で1巻一気読み。

憧れのバンドデシネみたいな世界が、ページ送りそのままでサクサク読めて、しかも絵が超美麗っていう、私には夢のような作品でした。
美麗なダークファンタジーが好きな方に超超おススメ。
絵も物語もすっごくよかった。正座して2巻を待ちます。
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