薔薇王の葬列
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薔薇王の葬列

菅野文

この感動をどう言葉で表現すれば

2025年6月27日
リチャード3世は演劇を見たことがあるのですが、この作品を読み始めたらイメージと全くことなり、リチャードがとても魅力的に描かれていたにで、改めてリチャード3世とその時代の英国王朝を知りたくなりました。調べてみると、この作品の奥深さがよりかんじられて、何度も読み返したくなりました。シェイクスピアの描いたリチャード3世の要素に、現代の歴史家の解釈を加えて、さらに新しい視点でリメイクられ、表現が実に見事で本当に素晴らしいと思いました。人間愛に溢れていて、特にヘンリー6世との関係は最後の最後まで感動的でした。この作品に出会えて本当に嬉しいです。
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