このレビューはネタバレを含みます▼
心身共に最高のパートナーと信じ愛しているのに浮気してしまうのは、男の性？ されても別れなかったのは、中学からの二人の歴史の重さと家族愛に近い新君の愛ゆえか。
新と夏樹はベストカップル。 そんな二人の間に吹いた風。 風の正体は大学の先輩、三浦でした。 すごく魅力的な男？ 私は新君の方が好きですが。 流されちゃ駄目、身体重ねちゃ駄目だよ、夏樹～。 銭湯で偶然に夏樹と三浦のイチャイチャ会話を聞いてしまった新。
最後に一回やるだとう？！ それを言ってるのは夏樹。 そりゃ、キレるよね。 ボコボコにしたくもなるよね。 今まで順調に進んで来た二人でした。 一生、平穏に続くと信じていたのに、人生落とし穴はあるものです。 多分、夏樹は又、やらかすな。 だって、こいつ。 罪悪感ゼロだったもの。 銭湯での会話は腹立たしいし、出てしまった言葉は消せないよ。 一回なら魔が差したになるけれど、何回もは許されぬ。 なのに、スパッと切れない新の愛が悲しい。 大人を演じるのも辛い。 愛する人の裏切りで心はズタズタであろうはずなのに、やり直しますか、、、。 辛いなぁ、悲しいなぁ、悔しいなぁ、切ないなぁ。 表紙が幸せそうだけに、余計にグッときます。 私なら夏樹に肉体以上に心のダメージをしっかり与えますが、新は絶対にしないだろうな～。 そうなると、辛いなぁ、悲しいなぁのエンドレス。
フォロワー様からの再読して、改めて阿部あかね先生、良いな。 どれを読んでも、男同士の悲哀感が最高です。
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