錆びた夜→恋愛ルビ→本作で完結

「錆びた夜でも恋は囁く」→「恋愛ルビの正しいふりかた」に続くシリーズ完結編の上下巻。林田のブラック時代が描かれている小冊子は読まないとだね、上巻についてるやつ、そこでようやく林田が暴力を振るってしまうほど追い詰められていく様子が描かれてた。弓との和解も、直接ではなく間接なところが描き方上手いな。弓には真山だったし、林田にはシュウナだったし、でも林田の地獄に付き合っていた弓がいたからこそ今の林田がいるわけで。シュウナは優しいワンコに見えて、性格は結構悪いので、そこら辺が強みで林田のもろさにも耐えうるんじゃないかと思ったり。弓も林田も優しすぎて繊細過ぎたのかもね。シリーズ通して面白かったしエチも多かった。真山もっと見たかったな。最初、弓の話なのかと思ってたら、林田の話だったのかあ。林田シリーズだったのね。