シャチさんとラッコくん
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シャチさんとラッコくん

まつぼっくり/みずかねりょう

ラッコ獣性の可愛さにハートを撃ち抜かれた

ネタバレ
2025年7月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ これは…かなり高い確率で好みが分かれる気がします。できれば試し読みや高低のレビューを読んでからの購入をお勧めします。

それでも読んでからしか本当のところは分からないかもしれません…私は、どんな要素も程々が良くて、溺愛・甘々などが特にそうで、過ぎれば冷めてしまう傾向があります。それでも先生が仰るところの「山なし谷なし溺愛、甘々、スパダリ〜」作品であるのに、凄く好みで楽しめました。

大前提の設定が、どうやら日本とは違う?「夢の国」の話ですし、性別での婚姻制限もなく、獣性に感しても「異種族間の婚姻の場合、その子供にどう特性が遺伝するのか」など難しい説明は一切なく、ふんわり「そういう世界」で「そういうもの」としてストーリーが進んで行きます。もう本当に二人の恋愛だけの話です。

あとは鯱地さんはともかく、白石くんのキャラですよね…これはイラスト効果が絶大で、美麗で可愛くて私はハートを撃ち抜かれてキュンときました。見方によってはあざとさを感じるような幼さも丸ごと可愛くて、ずっと見ていたいと思いました。
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